Statement 24 (2016年)

 

今回、愈々、特許侵害の証拠を提示します。

まずは、環境転送の核心が、import以外の、従来の機能を踏襲している可能性を潰しておきます。 

この可能性があるとすれば、それは、OSのアップグレードに関連する機能しかありません。

importでも、アップグレードでもない、設定情報転送は、従来の機能に無かったからです。

というわけで、アップグレード関連と環境転送の基本的な違いの確認から。 

 

環境転送は、本来、マシンの変え買え時を想定したものです。

この場合、2タイプに分けられます。

同じOSのマシン間の転送と、新旧違うOSのマシン間の転送です。 

OSが違う場合、アップグレードに関する、様々な課題が介入してきます。

この意味で、環境転送は、アップグレードとも関係します。

しかし、本質を把握するため、以下、同じOSのマシン間の転送に特化します。

 

XPや7という大雑把なレベルじゃなく、ホームプレミアム限定。

ビットも32や64で指定。

これで、アップグレード系のゴタゴタから、逃れることができるからです。

このケースでも特許侵害が確定したら、私の勝ち。

ここまではいいですね。 

以下、前回述べた、文字サイズの転送に焦点を当てて論じます。

 

実は、これは非常に難しいの。

従来のimport機能ごときとは比較になりません。

機能として、本質的に違うのよ。

実際、MS程度の職人技術では、マトモに扱えないレベルです。

MS側が、文字サイズの転送を、したつもりか、しないつもりかは、問題じゃない。 

問答無用で、特許侵害になってるの。 

この理由を、証拠付きで、述べていきます。

 

「文字サイズの設定情報が、環境転送で、どう引き摺られるか?」

XPから調査すると。 

WindowsXPのホームプレミアム同士の実機で実験してみました。 

具体的に、片方は、通常の100%文字サイズ。

片方は、200%に拡大したサイズ。

当然、文字サイズに応じて、自動で、他の比率も変化します。

 

買ったばかりの、真っ新なマシンに、初、転送設定するケースがあります。

この場合、200%サイズのマシンの環境転送は、どうなるか?

XPと7で、違いがあるのか?

こういう詳しい実験をした猿はいないはず。

やってみたまえ。

どちらも、200%が、素直に、転送実現できるか?

意外な結果カモ。

 

但し、ここでは、そちらの方向には行きません。

環境転送機能としての本質を攻めます。 

というわけで、どちらのXPも、暫く、使った後で、環境転送を。

普通なら、誰も、考えない方向を試しました。

つまり、100%マシンから、200%マシンへ環境転送をやってみた。

その結果、何が、起きたと思いますか?

その証拠を、スクリーンコピーしたのが、これ。

(前半が転送結果画面で、後半が元の正常な画面です。)

 

XPの100%から200%への転送結果

 

一目で判りますね。 

思いも寄らない箇所に影響が出ています。

実用的に、大問題、というか、障害発生です。 

この結果、マシンが使い物にならなくなりました。

ただ、何とか、調整して、再度、元の状態に復帰はできましたが。

何が、どうなっていたのか?

幸い、XPでは、コントロールパネルでの、ユーザ設定が細かくできます。

全体の文字サイズ比率だけでなく、ツールバーやアイコンの文字サイズまで指定できます。

そこを調べてみると。

 

元の200%での、ツールバーやアイコンの文字サイズと比較し。

ホクト、転送結果の文字サイズが倍になっていたのよ。

単なる外見上の問題じゃないということ。

奇妙な現象ですね。

100%マシンから、環境転送したのですよ。

別に、個別の文字サイズを、どうこうするつもりはなかった。 

しかし、実際は、こういう風に、 

「環境転送で、思いも寄らない、文字サイズの変更が発生した。」

の。 

 

理論的な、木構造や、設定階層の課題は、こういう処に影響するわけだ。

MSは、こういう事態を想定してなかったでしょう。

文字サイズ関連機能は、文字自体とは独立させて、実現したつもりだったはず。

しかし、完全には、切り離せなかったということ。

MSが未熟だったの。 

しかも、転送の影響は、整合的に出なかった。

全部、統一の%になるなら、まだしも。

チグハグです。 

 

STAP現象と違って、再現性があるので、皆さんも実験してみてください。

再現できますよ。

1台だけじゃ、特殊要因が干渉する可能性がありますね。

よって、別のマシンでも、確認してみました。

(無事?)同じ、現象が発現しましたよ。 

XPの上位プロ版でも、同じ現象が起きるはず。

確認しておいてください。 

 

結構、興味深い出来事です。 

少なくとも、私の手元には、証拠の資料(実機)が残っています。

当然、MS側も、必死で、調査・実験するはず。

マ、今更、隠しようがないわな。

ここまで大騒ぎして、堂々と公開した後だから。

何故、こうなるのかの原因も、推察できますが。

教える義理はない。 

 

結論を言えば、

「XPの転送機能は、製品として、環境転送特許を侵害している。

その証拠が、転送結果の文字サイズの変更として表出した。」  

これをバグと呼んで誤魔化そうとしても無理。 

現実に、文字サイズの引き摺りが発生したのよ。

だから、importと本質的に違い、特許侵害。

 

これに対し、

「バグなら、何でも有り得る。

よって、importでも、こういうことは起こり得る。」

と言いたくなるカモ。

それが、青い。  

業界人なら、皆、判っているはずです。

そんなバグは、以前は、無かったと。

 

「以前に、そういうバグがあれは、環境転送の新規性が無効だということを意味しないのか?」

とか思うカモ。

これにより、今更、急いで、そういうimport系バグを製造しても手遅れ。

それは、犯罪行為です。 

証拠捏造よ。  

マ、捏造したら、こちらは、裁判中に、疑いを掛けます。

やってみるかい。 

 

そもそも、個々のバグで特許侵害を回避しようとしても駄目。

MS自身、XPから新規に転送機能が加わったことは認識しています。

だから、特許侵害ではないと主張するために、特許の無効化を狙ったわけです。

つまり、

「環境転送は、従来のimport機能の簡単な拡張機能だ。」

と示したかったの。

 

それに対し、当方は、

「簡単な拡張機能ではない。

特許に相応しい新規性も進歩性もある。」

と証明できれば勝ち。

その為の具体例として、文字サイズの転送を取り上げたわけです。

この転送は難しくて、MSが転送失敗するレベルの機能。

とても、従来のimport機能からの簡単な拡張で実現できる機能じゃない。 

だって、簡単な拡張なら、転送失敗するはずがないでしょう。

 

これは、研究所の実験レベルの話じゃありませんよ。

β版でタップリ市場調査した挙句の最終製品です。

それでも、失敗しているという事実が、環境転送の難しさ、新規性を如実に現しています。

MSは、この程度の能力の企業だということ。

というか、発見できた私の実力が抜群なの。

だって、今の今まで、誰も、発見できてなかったでしょう。

 

MSは業界トップの職人集団。

だから、この世界の特許として、環境転送は成立するの。 

そして、XPは、この機能を実装した。

個々のバグの所為で、環境転送が実現できてないとは、口が裂けても言えない。

環境転送は実現したが、難しくて、一部にバグが発生したということ。

今更、私に勝てると思う方が、どうかしてる。  

バグがどうこう言って、誤魔化せる話じゃない。  

 

こちらは、本質で勝っているの。 

この現象、新規購入した真っ新マシンに従来マシンの情報を転送する場合には起きないカモ。

これが、上の伏線です。

つまり、期待機能の意味でバグと呼ぶには、微妙な境界現象。

それでも、環境転送の難しさの証拠にはなる。

MSがバグで誤魔化そうとすると。

マスマス、裁判官や世間の心証が悪くなり。

それに従って、賠償金額は上がるという仕組み。

こういうビジネスです。 

 

次に、Windows7で、同じ実験をしてみました。

7のホームプレミアム同士。

7の場合、XPのように、ツールバーやアイコンでの細かい文字サイズ設定は出来ません。

それでも、100%と200%の文字サイズ比率設定はできます。 

それで、同じく、100%から、200%への転送結果は、どうなったか?

ホクト、XPのケースとは違い、成功します。

つまり、文字サイズの転送はキチンと実施されるの。

 

次に、Windows8を実験しようとしたのですが。

8は、特殊だと判明。

これに関しては、次回に。 

以上の成果を引っ提げて、米国の特許弁護士事務所を探すという作戦。

実際に、組む相手が見つかって、訴訟開始になるのは、もう少し先です。

できれば、予定通り、今年中に訴訟開始したいですね。