アップグレード対象製品とアップグレード手順
Windows Vista を使い始めタイミングは、新しい PC
を購入するときというのが一般的でしょう。しかし、現在の PC をアップグレードして Windows
Vista
を使い始めるユーザーもいます。その場合の、アップグレード対象製品とアップグレード手順についてご説明します。
アップグレード手順は、PC 上で現在使用している Windows
のバージョンによって異なります。Windows Vista
へのアップグレードを始めるうえで役立つ情報を以下に示します。
インストール 手順
アップグレード インストール (インプレース
アップグレード)
アップグレード
インストールででは現在お使いのファイルや個人設定を保持しながらオペレーティング システム (OS)を
Windows Vista に置き換えることが可能です。アップグレード インストール
セットアップをされる際にもお使いのデータはバックアップをしておくことをお勧めします。アップグレードインストールが可能なのは、対応表
""
のユーザーのみとなります。
新規インストール (カスタム インストール)
対応表 ""
のユーザーは新規インストールする必要があります。新規インストールでは現在お使いの環境が引き継がれません(注)。新規インストールをする場合は、必要なデータや設定を必ず事前にバックアップしてから
Windows Vista
のインストールを開始してください。
ファイルや設定を新しい環境に移行するデータの転送ツールが
Windows Vista
には搭載されております。新規インストールの際のデータの移行や新しいPCを購入した場合にお使いのPCの設定やファイルを移行させるためにご活用いただけます。
(注):
新規インストールに関する詳細はこちらをご覧ください。
PC
購入時にセットアップ済みのソフトウェアに関しては各 PC メーカー様の Web
サイトでご確認ください。
PC メーカー様が、Windows Vista に必要なデバイス
ドライバ、内蔵ソフトのアップデータをまとめたアップグレード
キットを準備されている場合もあります。
新規 インストールを実行する必要があります
OS 入れ替えによるアップグレードを実行することができます。
Windows Vista の各エディションから Windows Vista
の別のエディションをインストールする場合
新規 インストールを実行する必要があります
OS 入れ替えによるアップグレードを実行することができます。
Windows 2000 または Windows XP Professional
をアップグレードされる際の注意点
Windows 2000 または Windows XP Professional
をお使いのお客様で、Windows Vista Basic または Windows Vista
Home Premium
にアップグレードされる際には新規インストールを行う必要があります。その際には、現在利用されているバージョンの機能と、インストールする
Windows Vista
の機能を必ず確認してください。アップグレードすることで機能の一部が使えなくなることがあります。
たとえば Windows XP Professional から Windows Vista
Home Premium に新規イン ストールによるアップグレードを行うと Windows XP
Professional で利用できる機能の一部 (ドメインの参加やフォルダの暗号化など)
が利用できなくなります
Windows 2000 または Windows XP Professional
をお使いのお客様は Windows Vista Business か Windows Vista
Ultimate へのアップグレードをお勧めします。
注:
Windows XP Professional
で暗号化したファイルやフォルダは暗号化を解除してから別ドライブなどにバックアップを取り、アップグレードを実行してください。詳細は「Windows
XP でファイルおよびフォルダの暗号化を解除する方法」をご覧ください。
Windows Vista 32
ビット版のアップグレード版を利用したインストールする際の注意点
-
現在お使いのコンピュータに、上記一覧表にあるアップグレード対象 OS
のいずれかがインストールされている必要があります。
-
アップグレード版のDVD( または CD-ROM)から起動してWindows Vista
をインストールすることはできません。必ずアップグレード対象の OS
からアップグレードしてください。
-
インストール後は 現在お使いの OS はご利用になれません。
-
Windows XP Service Pack 1(SP1)以前またはWindows
2000 Professional Service Pack
3(SP3)以前をご利用のお客様は、Windows Vista
のインストールを開始する前に、Windows XP Service Pack
2(SP2)またはWindows 2000 Professional Service Pack
4(SP4)をインストールする必要があります。
Windows Vista 64
ビット版のアップグレード版を利用してインストールする際の注意点
Windows Vista 64 ビット版のアップグレードについては、詳細ページをご覧ください。
お使いのコンピュータと Windows Vista
適切な Windows Vista
エディションを選択する際に、目的の機能が確実に動作するためにはどのようなハードウェアが必要かをしっかりと把握しておくことが重要です。
Windows Vista を現行の Windows XP
ベースのコンピュータに追加インストールする場合は、Windows
Vista Upgrade Advisor
を実行して、お使いのコンピュータのハードウェアで目的の Windows Vista
のエディションを実行することができるかどうかを確認し、その情報をもとにWindows Vista
互換性情報サイトでより詳細な情報を取得することをお勧めします。
また、Windows Vista
の各エディションの実行に必要なシステム要件を確認することもお勧めします。
システム要件を確認しておくと、目的の Windows Vista エディション
をお使いのコンピュータにインストールすることが適切かどうかを判断することができます。
Windows Vista
の各エディションで利用できる主要な機能を比較します。
古い PC から新しい Windows Vista
ベースの PC にすべてのコンテンツと設定を簡単に転送できます。
Windows Vista
へのアップグレード対象製品とアップグレード手順について説明します。