Statement 15

 

MSからの返事が来ました。

 

MS返事

 

見て判るように、私の特許を無効にしようという意思が剥き出し。

つまり、当社を潰そうと言う魂胆。

これで相手の正体がハッキリしました。

フッ、export-importごときで、環境転送を無効化しようとは!

というか、今回は、registry editor なんてものを持ち出してきました。

ミーティング時の言い訳内容とは全然違います。

やると思ったよ。

 

学会の論文投稿でも、よく起きます。

間違いを指摘すると、慌てて、その場限りの取り繕い言い訳をしてくるの。

本質的に駄目だという事実を指摘していることが、当人には判らない知能レベル。

MSの場合は要素技術で誤魔化そうという、典型的なサギ手法。

文句あるなら返事を寄越せとまで言ってます、この弁護士は。

これで、こちらも遠慮なく、相手を爆撃できます。

MSの悪徳ぶりを歴史資料として残すということ。

こちらは、その過程で金額を上げればいいだけ。

今更、ここの記事を見てないとは言わせません、MSや米国よ。

 

registry editorと環境転送の本質的相違を一言で指摘すれば、

「システムの相違」

となります。

誰が、どこから見ても、registry editorと環境転送はシステムとして違います。

そして、WindowsXP以降は、システムとして環境転送機能を付属させたの。

これは、誰も文句の付けようのない事実。

よって、MS側の論点は、

「環境転送システムに新規性や進歩性がない。」

となります。

それに対する、私の今までの反論陳述をまとめると次のようになります。

 

このシステムの特許としての価値は情報場という概念に集約されています。

これは、要素技術であるexport-importの立場から見れば、

「部分vs全体」

という構図で、本質的に違うことを論じてきました。

難しさのレベルが違うの。

これを見て、MS側は、さっそく、作戦変更したわけです。

全体なら、registry editorが使えるぞという単純発想。

だから駄目なのよ、技術職人レベルの戯言を鵜呑みにする弁護士じゃ。

 

情報場の核心は、”OS木のインベッド”ですよ。

別のマシンの別OSへのインベッド。

同じマシンの同じOSに対する技術であるregistry editorなんか、比較に持ち出しても何の意味もないの。

そういう基本レベル認識ができてないわけだ。

こういう言い訳が通用すると思うレベルの知能だから、会話が成立しなくなるのよ。

ここまで戦争してきて、今更、裁判官や陪審員の素人なら騙せると思うほうがどうかしています。

私はプロですよ、世界で一番難しい理論内容を素人に判らせる能力に関し。

英語で書いているかどうかなんて、問題じゃない。

 

registry editorで、理論的に言えるのは、精々が木の改変まで。

一方、OS木のインベッドは成功する保証すらありません、一般的には。

それを保証するのが情報場なの。

つまり、

「インベッドが成功するように新OSを開発する」

という思想。

ここから、上流のシステム開発へと繋がります。

この方法論、つまり、

「成功保障のため、OS木のインベッドとして理論的に把握する」

というアイデアが新しく、その実現が難しいの。

ここから、下流のプログラム技術に繋がります。

 

これが、どのくらい難しい技術なのか、当のMS自身、判ってないの。

だから、

「職人(export-import)、システム(環境転送)に怖じず」

で、私と提携もせず無邪気に盗んだの。

その結果、WindowsXPの初期製品は環境転送実現したFSTWでバグだらけになった。

このバグだらけ事実は、皆、知っています。

殆ど使い物にならないくらいの不良ぶりだったのですが、なにせ、新機能だと宣伝してしまいました。

付属ケーブルまで売った。

だから、今更、引っ込みが付かない。

その後、バグを修正して、Windows7まで来ていますが、未だにバグはあります。

それほど難しいという証拠ですよ。

 

ここで誤解しないように。

今まで、バグという用語を使用してきました。

この文脈でのバグとは、プログラム職人の単なるスペルの書き間違えミスレベルの話じゃないの。

そのものズバリ、転送欠陥。

つまり、インベッドの失敗。

スペルじゃなくて、アルゴリズムが間違っているのよ。

要素技術としてのexport-importなんかで誤魔化せるレベルの難度じゃないの。

その技術難度を理論的に言えば、OS木のインベッドだということ。

インベッドの成功を織り込んだ概念が情報場。

こういうと誤解する愚魔が多かったはず。

「インベッドの成功保証なんかできるはずがない。」

と。

それこそが環境転送特許の真価が判ってない証拠。

 

任意のOS木に対するインベッド保証なんかできるはずがないことは常識。

そうではなく、逆で、

「インベッドが成功するように、新OSを開発する。」

この基本思想がシステム的価値。

この基本思想を人類が得たのは、環境転送特許の御蔭。

この時、

「OS木のインベッドとして理論的に把握すると、インベッド成功OSを開発し易い。」

というのが方法論。

この方法論を提示したのも環境転送特許。

しかし、技術力が無いと、

「転送に失敗する。」

のです。

 

知力が足りないと、

「export-importと、何処が本質的に違うのか?」

と思うはず。

だからこそ、MSも、そこを突いてきた。

しかし、その懐疑知力レベルこそが、こちらの得点。

君らは、

「転送対象を目ぼしいものに絞り込んでいるのにもかかわらず、転送欠陥が発生した」

理由が判ってないのよ。

それが“部分vs全体”。

この場合の“全体”の意味です。

散らばり範囲問題。

 

小手先オタク技術で素人を煙に巻くことに快感を感じるパソコン小僧には、ここの本質が掴めないカモ。

素人向け自動化というのは、見た目単純でも、内実は本質的に高度なの。

ファイル集合の単なる転送で済むはずがない。

下手すると循環するのですよ。

AI系の恐ろしさが判ってきたかな。

私が、フワサラスゥーと、“OS木”と言ったのが核心。

職人の目に見えない、意識すらできてないフワフワを、どう捉えるか。

そこが特許としての勝負処。

それが情報場。

「転送欠陥があるから、環境転送の情報場になってない。」

などという詭弁は成り立ちません。

情報場は特許アイデア、転送欠陥は技術職人の能力問題。

転送できるように努力したけど、難しくて、及ばなかったということ。

 

環境転送特許が、それまでのexport-import技術やregistry editorで無効になるのなら、MSの特許は、総て無効です。

だって、MSの特許は、それまでの技術のチャチな応用でしょう。

そう断言できます、私の立場なら。

少なくとも、“export-import+registry editor vs 環境転送”よりは、特許的にチャチイ。

文句があるなら、チャチク無いと思う具体的特許を挙げてごらん。

私に対し、挙げることができるはずもない。

それなのに、現実に、MSは特許を多数保持しています。

あれらが特許なら、環境転送は、当然、より遥かに確実に特許。

 

つまり、この手紙は、

「MSの特許は総て無効」

だと言ってるようなもの。

これを認知しない限り、環境転送特許は有効。

この論理が実力格差。

「弁護士ごときの戯言で、どうこう出来るレベルの話じゃなくなっている」

ということが把握できてないのよ、哀れにも。

そろそろ、こう書いた手紙を出しておこうかな。

何ができるだけ早く返事しろだ。

初めに焦らしてきたのは、MS側だよ。

だから、こちらも焦らし返しているの。

その結果、どちらの被害が大きくなるかです。

 

すでに、今まで、この場で、この論点に関する陳述を展開してきました。

丁寧に長丁場で論じたので、却って判らないらしい、認識症には。

だから、この期に及んで、こういう手紙を送ってくるわけだ。

未だに、小手先の技術論で回避できると思っているの。

よって、次回、回避不能だという事実を、システムの観点から詳しく論じます。